睡眠と脳委縮:最新研究からの重要な教訓

生化学

昼寝、脳の健康に良い?新研究が示す驚きの結果

皆さん、昼寝はお好きですか?ちょっと疲れたとき、リラックスしたいときに、ほんの少し目を閉じることはありませんか?実は、その昼寝が脳の健康に良い影響をもたらす可能性があるという新たな研究結果が発表されましたよ。

ロンドン大学カレッジ(UCL)とウルグアイ共和国大学の研究者たちは、昼寝の習慣が大脳容量と関連し、認知症などのリスクを低減する可能性があることを発見しました。これは、昼寝をする人としない人との間での脳容量の差が、なんと2.5年から6.5年の加齢に相当するという驚きの結果です。

昼寝の秘密、それは遺伝子にあった?

別の研究では、UK Biobankという大規模な生物医学データベースから得られた40歳から69歳までの35,080人のDNAサンプルと脳スキャンを分析。そして、昼寝の習慣と関連した遺伝コードの部分を見つけ出し、昼寝遺伝子を持つ人と持たない人との間で脳の健康と認知結果を比較しました。昼寝の習慣のある人は無い人と比較して脳の容積が15.8cm3も大きかったという結果でした。

出典:Valentina Paz, MSc , Sleep health, vol.19, 2023

Mainというところを右に見ていただくと、昼寝をしない被験者群の平均を0とするとき、昼寝を習慣としている被験者群は右のプラスに分布していることがわかります。15.80という数値が脳の容積の差を示しています。(AjustedやRestrictedはノイズとなる因子を除外するような調整をしたり、被験者群に条件を追加してさらに限定した場合ですが、それでも未調整データと同様に昼寝をしない被験者よりも脳の容積が大きいという結果でした)

だけど、昼寝にも注意が必要?

しかし、皆さん、昼寝にも注意が必要です。過度の昼寝は有害であると以前の研究で示されています。日中に頻繁に昼寝をするか、日中に長時間昼寝をすることが、高齢者における早期認知症の兆候であることが示されています

また、頻繁に昼寝をする人々が高血圧を発症し、脳卒中を起こす可能性が高いことも発見されています。昼寝をすること自体は有害ではないかもしれませんが、昼寝をする多くの人々は、夜間の睡眠が不十分であるために昼寝をする可能性があります。

昼寝は脳の健康の友?

昼寝は、私たちが年を取るにつれて脳の健康を保つために必要なパズルの一部である可能性があります。しかし、過度の昼寝は、基礎となる睡眠障害の兆候である可能性もあります。昼寝の時間や頻度、そしてその背後にある生活習慣を考慮に入れ、適度な昼寝を心がけることが大切かもしれませんね。

さて、ここでちょっとした昼寝の豆知識を一つ。実は、昼寝の時間によってもその効果は変わるんです。短い昼寝は、すぐに覚醒感を得るのに役立ちます。一方、90分以上の昼寝は、深い眠りのサイクルを経験することで、創造性を高める効果があると言われています。ただし、長時間の昼寝は次の夜の睡眠を妨げる可能性もあるので、バランスが大切です。

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